辞めずに済まないか
転職を決める前にまずは、「今の会社を辞めなくてもいいのではないか」と考えましょう。
転職にはさまざまなリスクが伴います。
転職を繰り返せば自分が思い描くような職場や仕事に就けるとは限りません。
自分はどのような希望を持っており、今の職場ではその希望は実現不可能なのか。
現状の不満や問題は違う職場になれば解決するのか。
転職によって解決しないようなら、転職を決めるのはまだ早すぎるはずです。
また会社や上司と話し合いをすることで現在の職場での問題解決への道が探れるようなら、転職というリスキーな選択をする必要はないでしょう。
今の職場で上手くやっていく方向で一度考え直してみましょう。
迷う理由
あっさりと会社を辞めて何度も転職を繰り返す人もいますが、求人をしている企業はそうした応募者にはとても敏感です。
この人は採用して入社してもまたすぐにやめていく、と思われがちで採用が遠のきます。
そう考えると退社の決断に迷う人のほうが転職成功につながりやすいとも言えます。
職場や仕事に魅力も感じているため転職を迷うけど、それでも目標があって次のステップに踏み出したいという前向きな思いがそこにはあるからです。
転職が今の自分にとってベストの選択だと自信を持てないのであれば、じっくりとその理由を考えて見ましょう。
そして目標が決まれば、それが転職活動にプラスになるでしょう。
自分の価値
転職先を探すときに大切なのは、志望分野の採用条件と照らし合わせて自分の市場価値を客観的にチェックすることです。
自分の能力を理解して弱点をカバーする方法を考えたり、足りない資格があれば取得するなど希望を叶えるための準備をして転職に備えましょう。
そして自分の価値をチェックすると共に、転職の理由が職場にある問題だと思う気持ちも改めましょう。
そうしなければ次の転職先でも同じことが起きるかもしれないからです。
転職軸をブレさせない
転職者の約3割は、転職に後悔をしています。
自分が転職をして公開をしないためにも、転職軸をしっかりと持ち、それをブレさせないことはとても重要となります。
転職軸とは決断をする判断軸のこと、つまり「転職先に希望する雇用条件」のことです。
転職を決断したのであれば、
・なぜ転職をするのか
・転職先に求める条件
をきちんと書き出したりして、自分の中でまとめ上げましょう。
そうすることで、しっかりとした転職軸を持つことが出来ます。
転職とは自分自身を見直すいいチャンスでもあります。