会社選び

どうやって探す

転職先の会社探しで実際によくあるのは、転職サイトや求人情報誌を探して自分の希望に合うよさそうな会社を選ぶという方法でしょう。
しかし漠然とした選び方では、思いつきで決めてしまったりなんとなくの印象で決めてしまっているのと大差ありません。
入社したときは喜んでいても、時間が経つにつれて後悔することも多くなります。
入社後1年経っても、この会社に採用されてよかった、と思える会社を選ばなくてはせっかく転職しても意味がなくなってしまいます。

情報を集める

転職時だけでなく、何事でも言えることなのですが、情報を集めるのはとても重要な事です。
気になる求人をたくさん見ることで、自然と情報が集まってきます。
求人を見るための手段として、インターネットを活用したり、求人情報誌を活用する方法があります。
インターネットの利点として、手軽に全国各地の求人情報を集めることが出来ます。
求人情報誌では、インターネットとは違い、地域密着型の求人情報を集めることが出来ます。
それぞれの利点を駆使し、自分の活かしたい経験や転職の目的に合わせて希望や条件に合った会社を選びましょう。
また、企業のことを調べながら、業界動向を知ることも重要となります。
業界動向は、採用動向と密接に結びついているため、自分が転職を希望している業界についてはきちんと調べてみましょう。

希望条件

転職先を正しく選択をするには、あらかじめ自分なりの基準を設定しておくことが大切です。
人によって基準は違うでしょうが、一般的な項目としては職種と具体的な仕事内容、正社員としての採用か契約社員なのか、あるいはアルバイトからスタートなのかといった雇用形態、休日と勤務時間、給与と賞与などがあります。
また会社の規模や職場の環境、企業の社風といったものを気にする人もいるでしょう。
まずは自分の希望条件を全て書き出したうえで、その希望条件に優先順位をつけてみましょう。
改めて見直すことで、自分が目指すべき企業や業界が明確に見えてきます。

どこまで妥協するか

この選択基準づくりで注意したいのは、自分の実力や経験と採用基準とのバランスです。
未経験者や能力不足の人が高給与で条件のいい企業を希望しても、転職活動がうまくいくとは考えられませんので失業状態を招くことになります。
経験者や資格を持っていて自分の評価に自信のある人の場合でも、全ての希望条件をクリアする職場を探すとなると応募先探しが困難になります。
重要な項目でもここまでは妥協できるという範囲も考えておきましょう。
自分の希望通りの転職先が見つかれば良いのですが、なかなかそうはいかないのが実情です。